「不倫されたと相談したら、あなたも悪いのよ、と言われてショックでした」
「みんな我慢して再構築したんだから、と言われたんです」
「不倫女性よりステキな女性にならなくちゃ、と言われてモヤモヤします」
私のところにご相談にお越しになると
このような言葉が溢れてきて
涙ぐむ相談者さんも少なくありません
「もちろん夫も悪い」

でも妻も悪いのよ
と、言われてしまうのです
私が夫の不倫と戦っていた時も
様々な「不倫の専門家」と称される方々から
同じようなアドバイスを受けていましたが
不倫をされて辛いところに
追い打ちをかけるように
【あなたも悪いところがある】
と言われて
泣きっ面に蜂、という状況が
長く続いたことがあります
そうなると
自尊心がズタズタになりますから
ものごとの判断が
出来なくなってしまうのです
ですから
ご相談に来られる方のツラさは
本当によく理解できるのです
すでに時は令和なのに
不倫をしている人に対して
忖度するような行動を勧める人もいますし
まだまだ
そういう
「不倫夫のご機嫌をとる」というような
不倫解決の方法が主流となっています

カウンセラー
弁護士
探偵など
不倫問題の専門家は
不倫女のことを
「不倫女性」
「◯◯(名前)様」
と呼び
不倫夫のことを
「旦那さん」
「ご主人」
と呼んで
あたかも
悪いのは2人だけではない
というような
対応をしてくることも
少なくありません
これは
被害を受けた私たちにとって
【二次被害】
と言えるのです
私は
カウンセラーをライフワークにしようと決めた時
「絶対に二次被害を防がなくてはいけない」
と考えていました
ですから
ブログでも
不倫バカ夫
不倫脳夫
アホな夫
不倫女
犯人A
という表現を
常日頃使いながら
二次被害を少しでも防ごう、という気持ちです

不倫をした側は
「不法行為」をしたことになりますが
不法行為をされた側が悪い、とは絶対にならないのです
例えば
このような場合
・イジメられた
・痴漢の被害にあった
このどちらも
「イジメられる方も悪い」
「被害に遭うような格好をしていたからでは」
そんなことにはならないのです
不倫の被害だって
まったく同じ考え方です
このように
クリアな考え方ができれば
被害にあっているにも関わらず
「あなたも悪い」と言ってくる人たちに対して
しっかり

No!
と言えるはずです
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