具体例
「夫がなぜ不倫をしたのかわからないんです」
「夫はなぜあんな女がいいのかわかりません」
「どうしたら不倫をやめさせることができるのかわかりません」
あなたは
なんとか夫のことをわかろうとして
夫の様子や言葉を
細かく分析して
結果を求めようとします
なぜかというと
結果がわかれば
夫が前のように戻ってきて
不倫問題が解決する、と考えるからです
確かに一理あります
夫が何を考えているのかわかれば
何らかの対策ができますものね
例えば
不倫女が優しいから不倫をした、とわかれば
今よりもっと夫に優しくすればいいのでは、とか
不倫女の料理上手なところがよい、とわかれば
それを上回る美味しい料理を作ればいいのでは、とか
ついついそういう発想になりがちです。
では
本当にこのような対処方法で
不倫問題が解決するでしょうか?
本当にわかっていましたか?
結婚する前や
結婚した時の感覚というのは
「妻と夫は一心同体」
とついつい考えがちです。
あなたは
夫の考えている事ぐらい何でもわかる、
あるいは
だいたいわかる、
と無意識に考えています。
それが
一般的な感覚でしょうし
私も同じでした。
でも
これが
「不倫」
という非常事態が起こったとたんに
夫のことがわからなくなってしまうのです
夫が予想外の行動をしてしまうと
あなたはどういう気持ちになるのかというと
「今までわかっていたのにわからなくなった、、、」
と失望してしまうのですよね
でもここで
冷静に考えてみましょう
今まであなたは
本当に夫のことをわかっていたのでしょうか?
もし友人から「あなたの考えはよくわかってるよ」と言われたら?
あなたと夫は
違う人間です
夫の考えを
見透かせるなんて
エスパーか
超能力者です
(^_^;)
例えば
あなたが
「今こう考えてるでしょう?」
と友人に言われたとします
もちろん当たっていることもあるでしょうし
「私のことをよく知っててくれて嬉しい」
そんな気持ちを持つこともあるでしょう
けれど
100%正解にはなり得ないですし
もし違っていたら
「いや、違うんだけど、、、」
というように
勝手に人に決めつけられた、
そんな不愉快な気持ちが出てくることだってあるはずです。
ですから
夫だって
「きっとこう思っているに違いない」なんて
あなたから言われたくないですし
そんなことは【大きなお世話】なのです。
地球上にはわからないことがたくさんある、でいいのです
わからないものはわからない、
それを受け入れないことには
次に進みません
全てのことがわかるはずないと
ある意味
達観することだって必要です。
大事なことは
夫の気持ちがどうなんだ、
ここにこだわるというよりも
あなたがどうしたいか
あなたがどこに納得していないのか
こちらにこだわりを持つのです
夫は
あなたとは違う個体の人間です
夫が何を考えているかなんて
わからなくて当然なのですから
ポイントを
「自分」
に絞ってくださいね。
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