「お互い譲歩して話をまとめる方がいいですよ、長引くのはよくない」
「50万なら支払えると言っていますから、これで決着をつけませんか?」
「不倫の件に関しては口外しないでほしい、と相手方が希望しています」
不倫夫は当然のことながら、
不倫女からも長い間苦しめられている
妻は
酷い所業に耐えられなくなり
不倫女とケジメをつけよう、と考えて慰謝料請求をした
けれど早々に
和解しませんか?
と提案されてしまった、、、
あなたは
このような経験がありませんか?
また
このような状況を今まさに経験している、という方もおられるはずです
弁護士と一緒に問題を解決している方も
一人で問題を解決している方も
形はさまざまですが
このような和解の提案に
あなたは「納得」出来ているでしょうか?
「和解」
という言葉の意味を検索してみましょう、すると
「もめ事のあった者が仲直りすること 」
「争いの当事者が譲歩し合って争いをやめる約束をすること」
だとわかります
さて
あなたは
不倫女と仲直りしなくてはいけないのでしょうか?
不倫女に譲歩をしないといけないのでしょうか?
よ〜く考えてくださいね
答えは
どちらも
「No!」です
いずれにせよ「仲直り」は論外です
ありえないです
(^_^;)
被害者の気持ちを察することが出来るなら
すぐ理解できる話です
問題は
「譲歩」
という部分です
不倫をされた被害者が
不倫をした加害者に「譲歩」する
これについては
ほとんどの場合
被害者が納得出来ることはありませんが
普段から「法律」という世界に馴染みがない私たちは
弁護士さんや
裁判官からの提案を
「受け入れなくてはいけない」と思い込んでしまいます
法律の専門家が言うことなんだから正しいのだろう
裁判のことなんて正直わからないから、言うとおりにしておいた方が無難よね
このような思考に陥ってしまい
なんとなくスッキリしないけど、仕方がない、OKしよう
と
【争いを終わらせられてしまう】
のです
大前提として
仮に
妻にどこか悪いところがあったとしても
離婚が先であって
不倫が先ではないのです
不倫していい理由なんて一つもないのです
100:0で不倫した方が悪いのにも関わらず
不倫された方が譲歩させられてしまう現実があります
例えば
貸したお金(100万円)を
返してくれない人(加害者)がいるとします
和解を成立させるために
喧嘩をやめさせるために
お金を貸した方(被害者)が譲歩して
結果
加害者が50万しか返さない、なんてことは
通常考えにくいですよね
(^_^;)
最低限、貸したお金と利子は返してよ
弁護士費用も返してよ
ぐらいでようやく納得できるギリギリのラインです
(本当は慰謝料も取りたいぐらいだけど)
でも不倫の場合は、
お互いが譲歩して合意をすることも少なくないですし
加害者の都合で
慰謝料が減額されることも珍しいことではありません
しかし本来は
それをやってしまうと
被害者は納得できないのですよね
誰のための
裁判なのか、調停なのか
ということを
当事者であるあなたが
しっかりと理解しておくことです
ほかでもない
「あなたが」
納得をするためなのですから
・簡単に妥協しない
・提案された条件で納得できるかどうかしっかり考える
あなたの一生がかかっている問題です
周りに流されず
強い気持ちで取り組みましょう
コメント