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不倫女に慰謝料請求は「最後の切り札」ではない

慰謝料請求
Photo by Esteban Lopez on Unsplash

夫に他の女がいた。

悲しくて
悔しくて
寂しくて

こんなに辛いことだとは
思ってなかった。

夫の不倫なんて
テレビや映画の中だけの世界かと思っていたから
まさか自分に降りかかってくるなんて
信じられない。
ありえない。

妻はショックで
ひどく落ち込み
相当な精神的ダメージを食らってしまいます。

それほど

「配偶者に不貞された」ことは

妻にとって
大きな精神的苦痛となるのです。

それゆえ
不倫された妻は
不倫した夫や不倫女から
慰謝料を取ることができるのです。


だからといって

「今すぐ」
「マッハで」

慰謝料請求をするといっても
なかなか出来ないものです。

なぜかというと

あのバカ2人と妻は
2対1で妻が劣勢です。

ですから
数で負けてしまうことになりますし、

そうなれば
本来は妻の正当な権利にも関わらず、
あのバカ2人からの報復を覚悟した上で
実行に移すという

非常に
被害者にとって
動きにくい環境となっているのです。

Love Art. Live Art.によるPixabayからの画像

さて
このような

妻にとっての
正当な権利がなかなか実行しづらい
そんな環境ですから

「慰謝料請求は切り札だから、最後まで取っておいた方がいい」

というアドバイスも一理あります。

この場合
どこで納得をするのかというと

①どうせ取れても金額が低い
②夫との間に溝が出来てしまう
③夫と不倫女との結束がさらに固くなってしまう

なので請求をしても意味がない。

というような理由で

正当な権利を行使しない「理屈」を作るのです。

それで妻の気持ちを押さえるというわけです。


しかし本当にそれでいいのかどうか疑問が残ります。


このブログで何度も書いていますが

「正当な権利を行使しないなら、なんのための法律なのでしょう」

ということです。

不倫をしてはいけない
ということを誰もが
心の奥にしまってしまえば

裏を返せば
「不倫をしてもお咎めなし」
となりますから

不倫された私たち自ら
不倫をすることを認めてしまうことになるのです。

夫婦の問題という視野を超えて
もっと大きな視点で
この問題を見ていくこと。

そういう見方が大事なのだと思えば

「慰謝料請求はまず最初にやること」
「夫婦の修復はケジメをつけた後」

という意識に変化していくはずです。

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