具体例
「これ以上あの女と会うなら離婚だからね」
「私はもうあなたとはやってられない、離婚する」
「不倫をやめてくれたら離婚はしない」
不倫バカ夫と口喧嘩になったから、
とか
不倫バカ夫を詰めたら逆ギレしてきたから、
とか
様々な状況が考えられますが
不倫バカ夫に対して
「離婚する」
と発言してしまう妻は少なくありません
ついつい
言いたくなる気持ちもよくわかりますが
この発言を
ちょっと深掘りして考えてみましょう
それでは質問です
この時
あなたはどういう気持ちで
「離婚する」とバカ夫に発言していますか?
「離婚する発言」とはこういうことです
「離婚する」とバカ夫に発言した時
あなたは
離婚届を役所に提出しにいく覚悟をしていましたか?
また
お子さんの親権
養育費
財産分与
年金分割
これらをしっかり計画して
弁護士相談もして
【明日離婚届を出しても問題なく生活が出来る】
【離婚調停の準備もしっかりとできている】
それぐらいまで準備をしましたか?
そしてもし
まだ
離婚していないのなら
あるいは
何も準備をしていないなら
あなたは
「バカ夫に嘘をついた」
ということになります
嘘をつく、ということは
あのバカ二人と同じことをやっている、ということです
『離婚する』という言葉を使って『夫をビビらせよう』というような
脅しの材料として使うことを私は推奨しません
「離婚する発言」を推奨しない理由
「離婚する」
これを何度も使うと
何度も嘘をつくことになりますから
まるであなたが
オオカミ少年のようになってしまいます
そうなると
「離婚する」の脅しが
効かなくなってしまうどころか
「離婚するって言ってるけど、いつも口だけだから」
と
今よりさらにバカ夫に舐められる材料を増やすだけです
ですから
バカ夫の言動に腹が立ったり
イライラしたときに
感情的になって
「離婚する発言」をすることを、私はオススメしないのです
「離婚する発言」を発動するのはどんな時?
では
「離婚する発言」はしてはいけないのですか?
と困る方もいるでしょう
もちろん
そうではありません
バカ夫に発言する前に
あなたが一人で
着々と計画をし
準備万端整えて
明日離婚届を出しても大丈夫
明日離婚調停を始めても大丈夫
こうなったタイミングで
「離婚します」
と
一度だけ話をするのです
バカ夫は有責配偶者ですから
離婚したくない、と言えるような立場ではありません
細かいお金の話さえまとまれば
あなたの希望に沿って物事が進むはずです
ですから
このようなタイミング以外は
「私は離婚しない」
と腹を決めることです
「離婚する」の安売りはやめましょう
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