「結婚さえしてしまえば、これでもう将来安泰」
独身の時、無意識に考えていたことです。
さて、
昨今の社会情勢を考えると
「終身雇用」なんて、
一昔前の話ですね。
正社員だからといって、
安穏としていられる世の中ではありません。
いつ会社が倒産するか、
いつリストラされるか、
だったら手に職をつけようか、
など
危機管理をする必要性が高まっています。
しかし、
こんなご時世でも
「結婚」という
まるで終身雇用のような保障を手に入れた、と
そういう意識がまだまだ抜けないのは事実です。
例えば、
「就職はゴールではない」
というとわかりやすいと思います。
会社に入る、
ということは一つの手段であって、
入社したからといって
それだけで安心安全、
という訳ではありませんよね。
大事なのは、
自分がどのような仕事をするかということです。
生活費を稼ぐことはもちろんのこと、
自分の仕事を通して、
誰かの役に立つとか
社会貢献をすることが
結果的に自分のためになるのであって、
会社に入る、という事自体が目的ではないはずです。
それと同じように、
結婚はゴールでも最終目標でもなく、
あなたの人生の途中で起こった一つの出来事であって、
結婚すること自体が目的ではありません。
結婚はしたけれど
それよりも
あなた自身がどのような人生を作っていくのかということが
一番大切なことです。
そのあなたの人生の途中で、
信頼していた夫が、
不倫脳のアホな夫に変化してしまったわけです。
そこでオロオロしてしまう気持ちはとてもよくわかります。
しかし、
オロオロしているという事は
「今までこんなに夫に頼っていたんだ」
という裏返しです。
自分の人生を
誰かほかの人に預けていたなんて
おかしいんじゃないかと
一歩立ち止まって考える良い契機です。
ならば、
起こってしまったことは仕方がない、
こうなったら自分の人生を見直すいい機会だと腹を決めて、
バカ夫に頼らず、この問題に臨んでいくことが、
「あなた自身がどのような人生を作るのか」
ということに繋がってくるはずです。
よくよく考えれば、
「結婚は安心安全を保障するものではない」
ですし、
想定内のことですよね。
就職も結婚も
ある意味、
「あなたの人生の途中の一つのターニングポイント」
というだけであって、
「人生の目的ではない」
と捉えることも出来ます。
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