さて今日は
最近気になったニュースを取り上げてみたいと思います。
家事調停にウェブ会議導入 12月から試行―最高裁:時事ドットコム
最高裁は1日、離婚や相続などを扱う家事調停手続きで、裁判所と弁護士事務所などをインターネットで結ぶ「ウェブ会議」の試行を開始すると発表した。12月8日...
家事調停は、不倫された妻にとっては日常茶飯事と言っても過言ではありません。
バカ夫が離婚調停を起こしてきた、生活費を払わない、など、このような緊急事態に備えて常日頃から知恵をつけておくことも必要ですね。
それでは
気になるWeb会議のメリットデメリットです。
<メリット>
①交通費がかからない(当事者・弁護士)
②移動時間の節約になる(当事者・弁護士)
③当事者同士(妻と夫)が直接顔を合わせる必要がない
<デメリット>
④本当に本人かどうかわからない
⑤Web会議に必要な機材やネット環境を用意出来ない人はどうするか
⑥秘密保持の担保が出来ない。
⑦当事者以外の人がその場にいるかどうか確認できない。
このようなことが
色々と予想されます。
③については、
当事者同士が顔を合わせると、感情的になってしまうことを避けるとか、2019年に起こった事件(東京家庭裁判所の玄関前で離婚調停のために裁判所に訪れた妻を待ち伏せしていた夫が殺害する)などが起こるのを未然に防ぐという意味もあります。
④の本人確認についても心配事の一つですが、これは、裁判所に出廷したとしても、本人確認が完全に出来ているかと言えば少々疑問も残る部分です。
⑥秘密保持についても心配されています。例えば当事者が録画や録音をしてSNSなどにアップロードする、という可能性も0ではありませんね(^_^;)
このように
Web会議を導入することには
色々と問題点もあるようですが、
交通費や時間の節約ができるのは大きなメリットですから、
問題を解消しつつ積極的に取り入れてほしいと思います。
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