夫が不倫している。
こんな苦痛は生まれて初めて。
この歳になって
毎日涙が出るほど辛いことがあるなんて思わなかった。
孤独に一人で
考えても考えても
答えが出ない。
精神的にも限界。
どうしようもなくなって、
実両親
友人
恩師
色々な人に相談してみると、
「そんな夫、私だったら離婚するわ」
「酷いことするよね…でもしばらく様子を見たらどうかしら」
「大丈夫、夫なんだからほっとけば戻ってくるわよ」
「辛いと思うけど、生活があるから我慢するしかないわよね…」
このような答えが出てきます。
もちろんすべて
「あなたのことを思って」
「あなたのことを心配して」
いるからこそ
出てくる言葉です。
しかし
これだけで
あなたの心がスッキリするかといえば
そうではないはず。
むしろ
何も出来ない自分を
嘆いてしまうだけでしょう。
しかし、
あなたの周辺の親しい人だけではなく
例えば
カウンセラー
探偵
弁護士
調停委員
裁判官
ですら
不倫をされた経験のない人は
あなたの気持ちが
すべてわかるとは言えないのです。
もちろん
すべての方が
プロフェショナルですし
その分野について
長けた知識であるとか
経験を持っていることは間違いありません。
しかし
「専門家だから私の気持ちをきっとわかってくれる」
と思い込んでしまうと
失望感が出てくることも
少なくないのです。
「なぜ私の気持ちを理解してくれないの？」
と嘆くのではなく
理解出来ないのは
経験をしていないからであって
仕方がないのです。
不倫された妻の苦痛は
不倫された妻にしかわかりません。
不倫された時
どのようなことをすべきか、
どうすればこの苦しみを理解してもらえるのか、
ということは
不倫された妻たちが
一番よく知っています。
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