「仕事と育児でいっぱいいっぱいで、弁護士さんに頼もうと思ってるんです」
「私一人で不倫女と対抗するなんて無理です」
「弁護士さんなしで慰謝料請求なんてできません」
このように
夫の不倫
↓
我慢
↓
限界
↓
弁護士相談
↓
内容証明
↓
慰謝料請求
こういう流れで
動こうと考えている相談者さんは少なくありません
もちろん
夫の不倫の相談を
まずどこにするのかといえば
探偵
カウンセラー
弁護士
のうち
一番安全そうな
(^_^;)
弁護士に相談しよう
という気持ちはよくわかります
私もそうでした
しかし
この流れには
少々疑問があるのです
このブログに何度も書いていますが
弁護士さんの仕事とは
「あなたが被った精神的苦痛をお金に変える」
こういうものです
もちろん
お金を貸したけど返してくれないとか
慰謝料請求以外の案件なども色々とありますが
私たちが関係するのは
「慰謝料請求」
「離婚調停」
「婚姻費用調停」などです。
そして
夫の不倫がわかったあと
一番最初に相談する内容は
「慰謝料請求」
になることも少なくありません
しかし
精神的苦痛をお金に変えるだけでは
この問題をスッキリと解決することは難しいのです。
あなたは本来
不倫女からお金をとりたいわけではありません。
それよりも
「不倫をやめてほしい」
「反省して謝罪してほしい」
「罪を償ってほしい」
と考えていることでしょう
しかし
不倫女が妻に対して
意味不明なマウントを取っている間は
反省の色を見せないことも少なくないのです
これはいわば
不倫女が
「勘違い」
をしている状態です
その「勘違い」を正すことのほうが
お金を取ることよりも
よほど重要なのです。
では
弁護士さんに間に入ってもらえば
不倫女のマウントをひっくり返すことができるでしょうか？
お察しの通り
弁護士さんは不倫女のマウントをひっくり返すことはできません
弁護士さんは
もちろん
あなたの味方には違いありませんが
このような流れになってしまうことが
往々にしてあります
弁護士経由で不倫女に慰謝料請求する
↓
不倫女も弁護士をつけて応戦してくる
こうなると
※不倫女にも味方ができて戦いやすくなる
※結局、弁護士同士の話し合い、という形になってしまう
その結果
不倫女の弁護士は
不倫女のことを「〜様」と呼んで
出来るだけ減額ができるような仕事をし
あなたの弁護士は
不倫女に向かって「勘違いしてるよね？」とは
とてもじゃないけど言えない環境になってしまうのです
よく考えてみてください
不倫女に
「勘違いしてるよね？」
と言えるのは
弁護士ではなく
あなただけなのです。
コメント