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慰謝料請求は復讐ではないのです

慰謝料請求

「あの不倫女、態度デカすぎ、ホントに腹立つ!」
「あの女には酷いことをされたから
社会的制裁を加えないと気がおさまらない」
「私の家庭をメチャメチャにした恨みを晴らした」

妻が不倫女に持つ感情は

「憎い、悔しい、腹が立つ」

のは当たり前です

こういう感情が出てこない人は、
どこかで自分の気持ちにブレーキをかけているか、
無理をしているはずです

いずれにせよ
この感情の整理をどうやってつけるのか、
不倫女とのケジメをどうやってつけるのか、


考えていくことになりますが

そういう場合に

「慰謝料請求」

というやり方があると知ることになります

慰謝料請求をしようと考えたあなたは
色々な相談先で話を聞くことになります

弁護士に相談に行くと、

「慰謝料請求は出来ますけど、
奥さんが考えてらっしゃるような金額はなかなか取れないですね〜。
それでもどうしても、ということであれば、
少しでも相手に仕返ししないと奥さんの気が済まないですよね」

カウンセラーに相談に行くと、

「不倫女に慰謝料請求すると、
ご主人が怒って離婚されてしまうわよ。
どのみち取れる金額も低いし、
慰謝料請求したってあまり意味がないから
やめたほうがいいですよ。
不倫女への復讐なんて考えちゃダメ、
それよりもあなた自身を磨いて、
ご主人に帰ってきてもらう方が先よ」

と、たいてい

「どちらかというとオススメしません」

というような結論になる場合が多いのです

その結論も
たしかに一理ありますが、

「慰謝料請求で相手に仕返しする」
「慰謝料請求は復讐」

という考え方自体に
少し問題があるのです。

人という集団が
社会の中で生きていく上で
必ず必要なものが

「その集団の中のルール」です。

ルールがなければ、
その集団や社会は無法地帯となり、
秩序が乱れます。

当たり前ですね。

人間は
無法地帯で暮らしていくことは出来ないから
法律という「ルール」を作ったわけです。

さて
不倫は一見
ただの男女関係のもつれにも見えますが、
りっぱな「不法行為」という法律違反です。

そこを取り違えると
ルールがルールでなくなってしまうわけです。

「不倫をしてはいけない」
というルールがあるにも関わらず
だれもそれを行使しなければ
ルールがルールとして機能しません。

それでいいなら構わないのですが、
私たちのような
不倫された妻たちみずからが
「法律に則った権利を行使しない」
のであれば
なんのためのルールなのでしょう。

不倫女への復讐
ということと
法律違反に対するペナルティ

というこの2つを
一緒くたに考えてはいけないのです。

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