具体例
「苦労して証拠を取ったんだから、これを見せて夫をびっくりさせてやりたい」
「証拠を突きつけたらあのバカ夫も少しは反省すると思うんです」
「もうネタは上がってるんだ💢と言えば不倫をやめるかもしれない」
あなたが苦労して
腹立たしさを堪えて
バカ夫に笑顔を向けて
一人で泣きながら
バカ2人を泳がせて
やっとの思いで取った証拠を
「夫に突きつけてやりたい😤」
このように考える相談者さんは少なくありません。
ご相談のメールの文章やお話の中でも
たーーーーっくさん
話題にのぼる内容なんです。
苦労だけではなく
費用も相当かかってしまい、途方に暮れている
そんな相談者さんも
たくさんおられます。
ですから
「なんとしても有効活用したい」
と考えるのは当たり前ですよね。
でも
「証拠を夫に見せる」
「証拠を不倫女に見せる」
これは果たして
証拠を有効活用する方法でしょうか?
証拠を取る目的とはなんでしょう?
基本的なことから考えてみましょう。
証拠を取る目的と言っても
様々な理由があるとは思いますが
代表的なものは
※あなたが不倫をされていたことは本当ですよ、 ということを第三者にお伝えするもの ※誰と誰が不倫をしていたか、ということをハッキリさせるためのもの ※あのバカ2人が嘘をついた場合、あなたが防御をするためのもの
だいたいこのような目的です。
それでは
冒頭の
「夫を驚かせる」 「夫を反省させる」 「不倫をやめさせる」
この3つの目的は
証拠を突き出すことで
達成されるでしょうか?
証拠は誰が見るべきものなのか
もうあなたも
おわかりのように
本人に証拠を見せたとしても、 本人はすでに知っている内容です
(当たり前ですね)
(^_^;)
また仮に
「私はすべて知っているのよ」
「私は全てお見通しなのよ」
と証拠を見せながら
あなたがバカ2人に主張をしたとします。
それに対して
バカ2人も多少は驚くかもしれませんが
反省材料や不倫を抑止するブレーキになるかといえば疑問です。
というのは
その証拠はあなたしか知らないわけですから
あのバカ2人はダメージを受けないのです。
証拠を見せる意味があるのは誰か?
大事なポイントは
証拠というものは
罪を犯した本人に見せてもあまり意味がありませんが
第三者や世間に見せることの意味はある
ということです。
第三者や世間というのも色々ありますが
例えば
代表的なものは
警察や検察 弁護士 裁判所 あのバカ2人の周辺の人たち
です。
証拠を見せる、と一口で言っても
しかるべきタイミングやTPO
というものがあるのです。
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