今週から
「シッコウ〜犬と私と執行官(テレビ朝日系列)」というドラマが始まりました。
1回目を見てみましたが
キャストも豪華なので
毎週録画して見てみようかな〜と思っています
このドラマ
一見
不倫問題となんの関係もなさそうに見えますが
少〜し関係があります。
では
「執行官」
というのはいったいどういう人か、
といいますと
各地方裁判所に所属する裁判所職員のことで、裁判の執行などの事務を行う人のこと。
https://www.courts.go.jp/saiban/zinbutu/sikkoukan/index.html
「執行」というのは、裁判で出された結論が実現されない場合に、強制的に実現することです。
以下
ドラマのネタバレを含みます
(^_^;)
1回目のドラマの内容は
「家賃の不払い」がテーマでした。
大家さん(宮崎美子さん)側の
勝訴の判決(部屋の明け渡し)が出たのですが
その後、行くところがなくて
やむをえず住み続けている一家をクローズアップしたものでした。
では
今回のドラマの場合は
「部屋の明け渡し」の強制執行でしたが
私たちの場合はどのような関係があるのでしょうか?
例えば
不倫女に慰謝料請求したものの
「判決が出てるのに支払いがない」
「内容証明をシカトされた」
このようなケースは少なくありません。
ですから
「慰謝料請求〜即支払い」
とならない、という想定も必要です。
不倫夫を持つ私たちは
請求を実行するまでの道のりも
たくさんの理不尽な目にあったり
辛い思いをして証拠を集めたり
バカ夫の軋轢に耐えたり
普通では考えられないぐらい
精神的な負担を抱えて
大変な苦労をして
ようやく請求まで辿り着くわけですが
請求中も
不倫女からの酷い反論、嘘の反論に苦しめられる。
そして
ようやく結果が出たにも関わらず
「いつまでたっても払わない」
そういう相手が
世間にはあなたの想像よりもたくさんいます。
あなたは
「裁判所から払えと言われているのだから払うだろう」
と考えていたとしても
実際はこのドラマのように
裁判所の決定に従わない人たちがいるのです。
ドラマの中では
「部屋を明け渡せない家族」の事情、
お父さんのリストラ、起業したもののうまくいかなかった、など
家賃が支払えない
どうしようもない事情も描かれています。
それを「可哀想」「気の毒」と捉えることも出来ますが
私たちの立場
「支払われる側」
からすれば
「だからといって、目を瞑るわけにもいかないよね、、、」
というのも本音です。
私たちの立場というのは
宮崎美子さんの大家さんの立場と同じです。
ですから
不倫女や不倫夫から
どういう方法で罪の償いをきちんとさせるか
これだけで
たくさんのエネルギーを持っていかれると
「もうこんなシンドイことやめたい、、、」
と、投げだしてしまいそうに
なったりすることもあるんですよね。
もちろん
どのような方法で
慰謝料を回収するか、
こういうことを考えることは
とても大事なことです。
でも
このドラマの執行官を見てみると
「絶対やらなければならないこと」 「これをやらなければ平気で罪の償いをしない人が増える」
このような
使命感を持って
職務にあたっているようにも見えました。
もちろん
これと同じように、
とは言いませんが
回収する方法を考えること以上に
※「慰謝料の踏み倒しを見逃してはいけない」 「世のため人のために」そういう気持ちを持って進めていく ※支払わないバカ2人に対して、あなたがどのように納得を作れるか
その2点をしっかりと考えることも
とっても大事なんですよ。
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