「女から慰謝料はどのくらい取れますか?」
このような質問をよくいただきます。
金額が気になるのはとてもよくわかります。
あまりにも金額が低いと、
不倫を抑制するためのブレーキにもならないし、
悪いことをしたという反省にもつながらないからですね。
「もう払ったからいいよね」
ぐらいの感じで
反省はおろか
妻に謝罪すらしない
そんな不倫女を例にとってみると
よくわかると思います。
罰則が軽いというのは
不倫が横行している
一つの原因でもあります。
そして、
慰謝料の金額については、
色々なところに問い合わせてみると
たいてい
「あまり取れない」とか
「とれても低いですよ」と
いうような回答が多いのも事実です。
被害者の私たちにとっては
まったく知る由もない
いつの間にか被害に合っていたというような状況で、
しかもそれを立証するために、
探偵の調査費用や、
弁護士費用など
莫大な金額を負担しなくてはならないわけです。
それなのに
相手に対する罰則が
こんなに軽くては
一体なんのための法律なのか
理不尽な気持ちや
やるせなくなる気持ちが
出てくるのは当然です。
しかし
金額が低いからといって
ケジメもつけずに
泣き寝入りするだけでは
いつまでたっても
理不尽さが残るだけです。
では
この現状をどうしたら
前向きに変化させられるでしょう?
パートナーの不倫が発覚した時
あなたは最初どのような気持ちでしたか?
「お金が欲しいんじゃない、別れてくれたらそれでいいんです」
と考えたことはありませんか?
多くの場合
「もう会いません、」
という念書を書いて約束を守ってくれればいいと
思う妻は少なくありません。
ということはつまり
「金額が全てではない」
ということです。
何が重要かというと
※「不倫をしたあなたが悪い」ということを白黒ハッキリさせること
※あのバカ2人が妻に対して真摯に反省し、謝罪をすること
※約束通り、パートナーと接触しないこと
仮にこれが達成されていれば
慰謝料の金額が最重要事項か、
といえば
そうはならないはずです。
「慰謝料を取る取らない」
「いくら取れるか」
というようなことは
あなたの人生の中での
途中経過でしかないんです。
それよりも
「夫婦を続けていく」とか
「夫婦をどう考えていく」とか
このような
大きな目的、目標に
焦点を合わせていくことのほうが
大事なんです。
もちろん
不倫を横行させないために
国全体で、
慰謝料の金額をアップしていく努力は必要ですし、
このままでは
私たち被害者の
理不尽な気持ちは完全には拭えませんけどね。
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