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不倫女との戦いは最初の一歩、本当の目的は自分との戦い (2)

慰謝料請求

前回、対不倫女慰謝料請求裁判について少し触れました。

勇気を出して訴訟に持ち込んだものの、
ここでまた色々と妻が自分で判断しなくてはならない場面が出てきます。

このタイミングでよく出てくるのが「和解」です。

裁判が始まるとほとんどの場合、和解を提案されます。

和解のメリットはいくつかありますが、
妻としては

「話し合いにならなかったから提訴したのに」

という気持ちになることもあるでしょう。

そんな妻の気持ちを放っておかれ、

「和解和解」と周りの関係者に執拗に説得されてしまうことも多いのです。

弁護士を立てている場合は
弁護士と二人三脚で作戦を練るわけですが、
こんなとき多くの場合、
被害者である妻と、
加害者の不倫女との間で
条件の擦り合わせをしようとします。

しかし、こちらは何も悪いことをしていないはずなのに、
こちらが譲歩しなくてはならないような内容を
提案されることもあるのです。

おかしいことをおかしい、
と言える弁護士はとても少ないのでは、と
私が思っている理由です。

消極的な和解案だとわかっていても
それを提示して
被害者である妻を説得しようとする。

「これぐらいの条件ならば良い方ですよ」と押してくる。

不倫女側の弁護士も、此の期に及んで
もう夫とは会わない、という誓約書を書くことすら拒否する。

弁護士だって裁判に負けるのは嫌ですから、
和解のメリットを妻にたくさん提示して、
保険をかけたい心情ではないかと思うのですが、
ある意味妻のことを考えて、ということでもあるでしょう。

しかしそれが、
本当にあなたの希望に沿っているのかどうかということまで気が回らず、
保身に走っているかのような弁護士も多い。

その弁護士のネガティブな説得に
被害者である妻が譲歩し、
納得を作れない現状が多々あるのです。

「こんな条件で不倫女と和解なんて出来るはずがない、、、」

もしそういう気持ちをあなたが少しでも抱いたとすれば、
それをしっかり押し通す強さが必要になります。

自分の弁護士とも交渉をしなくてはならないシーンだって出てくるのです。
そしてそれは
決して珍しいケースではないということです。

弁護士に任せているからと言って
すべてお任せにして
後から後悔しないように、
これは「自分のための裁判だ」と肝に銘じて、
納得が出来ない和解案は絶対に受け入れない、
という強い信念をしっかり持ち続ける。

これも

「自分との戦い」

です。

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