仲良しだけでは夫婦なんてやってられないのです

「夫婦仲が良い状態に戻す、これが再構築ですよね？」
「夫婦って仲良くするのが当たり前ですよね？」
「仲の良いご夫婦が羨ましい」

【夫婦は仲良しが普通】
【夫婦は仲良くしないとダメ】

こんなご意見をよく耳にします

もちろん

仲が良いと
安心できますし、生活もしやすいですから

夫婦仲が良くなる方法を
頑張って探している方も大勢いるでしょう

ただし
「仲がいい」がどういう状態なのか
人によって線引きが違います

ですから
多少引っかかりもあるのですが
(^^;;
今回はそこには触れません

では

ほんとうに
仲良しだけで
夫婦を運営していくことができるでしょうか？

夫婦というものは
2人の人間で構成されていますから

どれほど仲が良くても
たまには意見が食い違うことだってあります

では

意見が食い違ったとき
どうなると「仲良し」と言えるでしょう？

夫婦間で意見が食い違った場合

「仲良し」を続けるためには

どちらかが折れるのが常です

世間では

折れるほうが器が大きい
あるいは大人だ

そして

「相手の意見を尊重しましょう」

となります

結果、
お互い自分の意見を差し控えて丸く収めよう、ということにもなってしまいます。

そういう考え方も一理あるのですが

私が心配しているのは

「不倫を注意することも差し控えましょう」

となってしまうことです

そんなことありえないと
思う人もいるでしょうが

実際には

夫婦間で
相手を尊重するために
夫の不倫にもメスを入れない

そんなケースも少なくありません

【夫が不倫をしている】
という事実がある場合は

あなたが
折れてはいけないのです

仲良しでありたいがために
おかしなことを放置していては
夫婦なんてやってられないのですから

ダメなものはダメと言って
本気でバカ夫にぶつかって

タイミングによっては
ディスカッションすることだって必須事項です

社会生活において
人と仲良くして円滑に過ごすことはとっても大事ですし
そんなことは百も承知です

しかし

「ダメなものはダメ」という意見を飲み込んでまで仲良くすると

今度は
社会生活のほうに支障が出ます

夫婦や家庭生活を運営している中で
もし社会の迷惑になるようなことが出てきたなら

「夫婦仲良く」は一旦外に置いて

社会を優先させることも
ときには必要だと頭を切り替えてくださいね