夫が不倫がわかってから
ずいぶん長い時間が経ってしまった。
もう我慢も限界、
そろそろ離婚になるかもと
不安な気持ちで
色々なところに相談に行く方も
多いと思います。
離婚しようかどうしようか
必ず迷いが生じるのですが
(迷わず離婚できる人が羨ましいと言う人もいますよね)
いくら考えても考えても
決めることが出来ずに、
相談先の方に話をしてみると
「もし離婚するならこういう条件になりますよ」とか
「こういう条件じゃないなら、離婚はやめた方がいい」とか
たいてい
条件面の話を聞くことになります。
たしかに
離婚時の条件、というのは
本当に大事なことで
ある意味
あなたの人生が
左右される可能性もありますよね。
もし離婚すると
あなたが決めたとすれば、
弁護士さんの言うことを聞いて
条件面をすり合わせてくださいね、
と私もアドバイスすることでしょう。
しかし
離婚するのかどうかわからない、
迷っているのであれば
話は別です。
条件が大事だというのはよくよくわかるのです。
しかし
離婚するかどうかを考える時に
条件面が最優先になってしまうことに
違和感があるのです。
「本当に条件が最優先でいいのですか?」
とあなたに聞きたいのです。
というのも、
生活費が大事なのはわかるけれど、
生活費のためにあなたが過剰に我慢するのも
本末転倒だからです。
生活が苦しくなってしまうことを恐れて、
自分を大事にする気持ちが
どこかに行ってしまうのです。
条件面を最優先で考えてしまうと、
あなたの精神的苦痛も
増えてしまいます。
このようなときのために
養育費という制度がありますし
バカ夫が支払わない場合は
強制執行や
また養育費補償をしている
民間の業者などもあります。
離婚した家庭の親への
公的機関の援助もあります。
条件面というのは
最終的には絶対自分で
どうにかするはずですし、
どうにかなるものです。
それよりもあなたが
“夫と離れたくないのか”
逆に
“絶対に嫌だから離れたいのか”
どちらなのかを
考えるほうが大切で、
そこをまずじっくり考えてみてほしいのです。
難しければこのように考えてみてください。
“夫と離婚するのはあり得ない”
“夫と一緒にいるのはあり得ない”
どちらがしっくりくるでしょう?
しかし
このように考えても考えても
答えが出ないうちは
「離婚する必要はない」
のです。
答えが出ないうちは
万が一離婚した場合でも大丈夫なように、
準備期間を置く時間だと考えてもいいのです。
条件などというものは
自分の気持ちさえ決まれば
最終的にはなんとでもなることです。
逆に
「なんとでもなる!」
と腹を決めたとたん、
交渉ごとがうまく行く場合だってあるのです。
そしてあなたがもし、
「どうしても離婚したい!」
「離婚した方が私のためになる」
という気持ちが先にくるなら、
例えば
仕事を見つけるとか、
役所に足を運んで援助を求めるとか、
のように、
自然に具体的な行動に現れてきますし
自分で対応策を考えて
積極的に動けるはずです(^-^)
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