夫に不倫されて
辛くて辛くて
耐えきれず
思い余って
不倫女に慰謝料請求をするかしないか、
を考えることもあると思います。
そういう時、
色々な人に相談をすると、
「こういうふうに考えたらどう?」
とアドバイスをくれる人がいます。
それは例えば
「夫が不倫女に心があれば、慰謝料請求をしない」
「夫が不倫女に心がなければ、慰謝料請求をする」
「夫が慰謝料請求してもいいよ、と言ってくれたらやってもよい」
このような答えになるのは
「あのバカ2人にさえも見えない「心の中」の動きに妻が囚われている」
「慰謝料請求後の夫の動き方に囚われている」
ということになるでしょう。
もちろん
家族の一員である夫のことを考えて妻が動く、
ということは
平時の場合は
一般的なことです。
しかし
今は平時ではなく
家族の緊急事態宣言中ですから
考え方を変化させなければならない時です。
![](https://my-style.website/wp-content/uploads/2021/09/ambulance-970037_640.jpg)
さて、
不倫女への慰謝料請求というのは
被害者であるあなたが
不倫をした加害者へ
精神的苦痛の損害賠償をさせる、
ということです。
不倫女へ慰謝料請求をした場合、
書面や判決文には
不倫夫のことが
「訴外」◎◎(名前)
と記載されます。
当事者と混同しないように
このように表現されるのです。
あくまでも、
妻であるあなたと
不倫女との間の争い、
ということに
ほかなりません。
不倫夫と不倫女は
共同不法行為を犯していますから、
別々、というイメージを
持ちにくいかもしれませんが、
不倫女への慰謝料請求は
そもそも
夫に許可を取って進めていくような内容ではないと
いうことに気づいてください。
また、
あのバカ2人の心の中の状態を推し量って
それに合わせて
慰謝料請求をするしない、
を判断するのも本末転倒です。
心があろうがなかろうが
妻が希望すれば必ず請求すべきで、
心があろうがなかろうが
社会のルールに反したことをしている人には、
損害賠償請求をしてもいいのです。
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