「夫がいつまでたっても不倫をやめないのよ、人として最低」
「不倫女の態度が悪いのよ、自己保身ばかりするし最悪だよ」
あなたは
信頼していた人に裏切られて
不倫女からも
舐めた態度を取られていますから
このようなセリフが出てくることも日常茶飯事でしょう。
しかし
このような妻の言動に対して
「不倫してるけど大切な夫、悪口は言ってはいけないわ」
「不倫女っていう言い方は良くないわよ、相手女性って言わなきゃ」
「不倫してるのは確かに良くないけど、「最低」「最悪」なんて言ったら口が悪いって思われるわよ」
このように
人のことを悪く言ってはいけません、
と
妻を諭してくれる人がいます。
たしかに
陰で人の悪口を言ってはいけませんよね。
人の悪口を、
しかも陰でコソコソなんて
「言ってる方が悪い!」
と言われてしまう。
人の悪口を言うことで
悪い人と同じ土俵に立っているのと同じこと、
「あのバカ二人と同じ土俵に立ちたいのですか?いやでしょう?」
という理屈です。
おっしゃる通りです。
しかし
妻は
「人の悪口を言ってはいけない」
「陰で悪口を言うのも良くない」
そんなことはすでにわかっています。
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大事なことは
妻が悪口を言うことだって
結局は
【 不倫ありき 】
ということです。
あのバカ二人が
不倫をしていなければ
あるいは
100歩譲って
妻が警告をしてすぐさま
不倫をやめているようなら
そもそも
悪口を言う理由がありません。
要は
「不法行為をしている人、していない人、両方同じ対応をするのですか?」
ということです。
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不法行為というのは
たとえば
誹謗中傷だったり、
名誉毀損なども含まれます。
その不法行為に対して
「人を悪く言ってはいけないから」
というような理由で
黙認することはおかしいのです。
これに気づくことができれば
不倫に対しても
「同じスタンスじゃないとおかしいのでは?」
と考えることが
出来るはずです。
ですから
妻があのバカ二人の悪口を言いたくなるのは当然のことですから
それを静止する、
というよりは
「どうすれば妻が納得できるのか」
「あのバカ二人の悪口を言わなくてもいいようにどうすればいいのか」
それを考えることの方が先で
「悪口を言ってはいけません」
とストップをかけるのは
被害者の素直な気持ちに蓋をするだけだと
私はいつも
そう考えています。
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