「◯◯さん(不倫女)は申し訳ないことをしたと話していましたよ」
「◯◯さん(不倫女)はこれからは旦那さんには一切連絡しませんといってました」
「奥様のことを傷つけようとしたわけではないそうですよ」
このような
不倫女からの殊勝な言葉を
「人づてに」
聞いた方もいると思います。
その
「人」
というのは誰かといいますと
例えば
バカ夫だったり
不倫女の弁護士だったり
また
あなたが信頼し契約している弁護士だったりするわけです。
でも
あなたは
この「人づて」の話を聞いて
「本当に?」 「けなげな態度の割には、ラインで喋ってることと違うじゃない」 「なんだか信用できない」
と疑いたくなることもあるはず。
もちろん
「そうですか」と
信じることができれば
あなたも納得できるでしょうし
「不倫問題が一つ片付いた」
と言えますから
気持ちも少しは楽になるかもしれません。
でも
そんな簡単に信用できるようなら
こんなに悩みが大きくなるはずありませんよね。
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刑事裁判の証拠の中で
「伝聞証拠禁止の原則」
というルールがあります。
伝聞、とは
伝えたり聞いたりすることですが、
そういう証拠は(原則)禁止しますよ、
ということで、
目撃者以外から伝えたり聞いたりすることは信用できないよね。
ということになるんですね。
日本の場合
このルールは刑事事件だけですから
私たちが関わるような民事事件で神経質になることはないのですが
人づてに聞いたことを鵜呑みにするのはちょっと待ったほうがいい
ということを表しています。
ですから
「不倫女が〜していたよ」
とか
「不倫女が〜と話していたよ」
このような内容を
簡単に信じるなんて
あなたはできないはず、なんです。
ではどうすればいいのでしょう?
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不倫女がどんな態度で
申し訳ないと話しているのか
どんな目をして
バカ夫に一切連絡しない、とあなたと約束したのか、
「人づてに聞く」 ことと 「あなたの目の前で謝罪している」 こと
この2つは
まったく違うのです。
どちらかというと
実際にあなたの目で見たほうがわかりやすいはずです。
例えば
不倫女が
腹の中で舌を出しているようなら
あなたはそれをきっと察知できるはずです。
また
「とにかくこの場を逃れたい」
そんな不倫女の態度だって
きっとあなたは察知することができるでしょう。
もし
察知できなかったとしても
後からいくらでも
答え合わせが出来ます。
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人伝に
「謝っていた」
と言われても
到底謝罪された気分になんてなれないはずですから、
そんな時は
あなたの目でみる
あなたの耳で聞く
あなたの心で感じる
これが必須です。