「絶対離婚したくない」
「絶対あの不倫女から慰謝料取ってやる?」
「絶対夫を取り戻してやる」
夫が不倫しているとわかると
悲しさと同時に
「絶対〜してやりたい?」
このような感情も
沸き起こってくるかと思います。
私も
悲しみと失望と怒りが入り混じって
実に複雑な心境になったことを
今でもはっきりと覚えています。
そんな状態ですから
次に何をしたらいいのかもわからず
戸惑うばかりでした。
◉離婚は嫌 ◉妻にマウントをとってくる不倫女を懲らしめてやりたい ◉夫を取り戻したい
こういう悩みは
本当に
自分の思い通りにならないことですから
辛くて辛くて
仕方がありませんよね。
ですから
「どこかに相談してみよう、、、」
と考えることもあるでしょう。
そういう時
色々な相談先
たとえば
カウンセラー
弁護士
探偵
心療内科
などで
話をしたとします。
そうすると
「夫に執着を持ちすぎると辛くなりますよ」 「夫をどうこうするよりも、あなたが幸せになれればいいのよ」
こんな回答も少なくありません。
もちろん
回答の意図はよくわかります。
夫のことよりも
まずは
自分を癒すことや
自分を許すことを考える
そして
自分を立て直してから
夫のことを考えるなり
夫を捨てるなり
慰謝料取るなり
順番というものがあるでしょう?
ということですね。
たしかに
夫への執着が強いと
あなた自身のケアが疎かになりますし
お子さんのことや
仕事にも集中できませんよね。
私も
このようなご相談があれば
「執着しないで」
「期待しすぎないで」
とお話しします。
そして
そこに一つ
「でも諦めないで」
と付け加えます。
そうすると
「執着」と
「諦めない」は
どう違うのだろうと
疑問に思いませんか?
一緒じゃないの?
と不思議に思う方もいるかもしれません。
それではいったい
何が違うのでしょう?
この2つの違いは
このように説明できます。
「執着」とは 失うのが怖い、無いと困る、と思い込んでいる状態
そして
「諦めない」とは ある一つの目標を 最後まで逃げず挫けず、達成すること
このように考えることができます。
ですから
さきほどの例で言いますと
「離婚したくない」は執着
「慰謝料取る」は諦めない目標
「夫を取り戻す」は執着
だと捉えることもできます。
もちろん
今の結婚生活がなくなったり
夫がいなくなったら困ることもあるかもしれませんが
「執着」をすることはありません。
というのは
夫がいてもいなくても関係なく
あなたはあなたで
しっかりと
地に足をつけて生活できることが重要で
それは決して
夫に左右されることではないからです。
しかし
それだけではなく
そのあとに
「夫婦を諦めない」
という目標も同時に
追加しておきましょう。