「不倫は犯罪じゃないんだから、ちょっと叩きすぎ」
「夫だって人生の楽しみが一つぐらいあってもいいじゃない」
「過ちは誰にでもあることだから許してあげなさいよ」
SNSやブログ
パートナーの両親
まさかの
調停委員ですら
「不倫は犯罪じゃないんだから、大目にみてあげればどう?」
このようなご意見を
最近よく見かけるようになりました。
私の予想では
週刊文春さんなどが
取材力を発揮して
不倫に限らず様々な
有名人のスキャンダルを暴いていることから
「叩きすぎ」
という感想を持つ人も
世の中に出てきたのでしょう。
でも
私たちのような
いわゆる「サレ妻」からすれば
「大目に見てあげれば?」
このようなご意見に対しては
【そういうこと言うのやめてくれる?】
と毎回突っ込んでしまうんですよね。
(^_^;)
不倫された人の気持ちは
不倫されたことのない人にはわかりません。
これはもう
仕方がないことです。
当の私だって
夫に不倫されるまでは
こんなにキツいことだとは
夢にも思いませんでした。
パートナーの不倫が原因で
命を絶った方だって大勢いらっしゃるのです。
人一人の命を奪うほどの
酷い行為なのだということを
しっかりと
世間の人に知っていただきたいと
切に願います。
冒頭の
「不倫は犯罪じゃない」には
「現代は」
と注釈がつきます。
みなさんもご存知のように
戦前までは姦通罪といって「刑罰」の扱いでした。
(男女不平等な法律でしたが)
現代は
犯罪じゃないけれど
それに匹敵するぐらい
不倫された側は辛いことなのです。
ですから
日本では
不法行為として
慰謝料の請求が出来たり
離婚理由の一つになっていることからも
よくわかることです。
ですから
不倫されたことのない方々や
法律に携わる職業の方々には
「大目に見てあげては」
なんて発言をする前に
不倫された側の気持ちを想像してみてください。
不倫をされたとわかった瞬間の「気持ち」は
どんなものかというと
「一番の味方から背中を撃たれた」
それほど辛いことなのですから。
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