「不倫は許さないとはっきり言いたいのですが、それをやると不安です」
「慰謝料請求したら生活費を止めるからなと言われました」
「『不倫女にあったら離婚だ』って逆ギレされました」
不倫夫は
自分があまりよくないことをしている、ということをわかっています
なぜなら
「不倫をしたことを周りに知られると報復してくる」
「不倫のことを指摘すると逆ギレする」
「不倫のことを子供に話したら離婚だ、と脅す」
こういうことをしてくるからです
しかしながら
有名人の不倫報道では
すでに世間に知られているためか
まずは世間体を気にして
「妻に謝罪」
「不倫女に謝罪」
「世間に謝罪」
「なんらかの形でケジメをつける」
このようなことを【一応】形だけでもやっておくことが一般的になってきました
中には
報道される前に先回りして
記者会見なんかで謝罪する人もいたりします
(^_^;)
もし仮に

不倫をしたのは妻が悪いんです
なんて
一言でも言おうものなら

潔くな〜い!
なんて言われて
世間からバッシングを受けたり
SNSでも炎上することは目に見えています
(^_^;)
こういうことですから
有名人の場合は
妻も少しは納得できる部分もあるでしょうが
私たちの場合は

うちの不倫夫は有名人じゃないし、普通の人だから無理かも、、、
と悲観してしまいます

有名人ではない
一般の不倫夫を相手に
あなたが正しいことをしようとすると
謝罪をするどころか
攻撃してくることも少なくありませんが
そうなるのが怖くて
あなたは長い間動けずにいるんですものね
でもよく考えてみれば
さきほどの有名人の不倫報道のように
【不倫をした方が悪い】
これはもう
ハッキリしていますし
世間のスタンダードです
それが
あなたとバカ夫の間だと

不倫させた方が悪い

不倫しても妻は怒ってはいけない

不倫しても妻を黙らせておけばいい
そういう歪(いびつ)なスタンダードが蔓延っている、ってことです

【夫からの報復が怖いから黙っていよう】
【何をされるかわからなくて不安だから大人しくしていよう】
理不尽なのはわかっているけど
これを
あなた自身が選んでいるのなら
不満や文句を言うのは無しです
もちろん
こういう動き方(黙る、大人しくする)を推奨する人たちだってたくさんいます
反対に
【不倫を許すなんてあり得ない】
【被害者の私が納得も出来ず我慢し続けるのはおかしい】
【悪いことをしているのに見逃すのは自分も悪人と一緒だ】
こういう考え方だって当然出てきます
もちろん
さまざまな個人の事情や感情がありますから
すぐさまどちらかを選択しなくてはならない、ということではありません
そして
どちらが正解、不正解ということもありません
不倫の対処というものは
難しく考えるのではなくて
あなたの胸にストンと落ちるのはどれか、
あなたがどちらを選ぶか、
ということだけなので
いたってシンプルなことなんです
私のカウンセリングでは
「動きましょう」
「動いた方がいいです」と
お話しをすることも少なくありませんが
それは
黙ったり大人しくしているだけではなくて、色々な選択肢がある
そういうことを
相談者さんに知ってもらって
相談者さんの希望する選択が出来るようにと、
いつもそう考えてお話しをしています
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