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慰謝料請求は、「目には目を、歯には歯を」ではないのです

慰謝料請求
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夫が不倫していることがわかった。

妻はしばらくの間
オロオロするばかりで
何もできない日々が続きます。

「私が夫に何か悪いことをしたのだろうか、、、。」

妻は大抵、
最初はこういう思考に陥ります。

そこで
自分の考え方や行動を
変えていくわけですが、

例えば
料理や服装を
夫が気にいるように変化させたり、
夫には一切反対しない
優しくて物分かりの良い妻
を演じることになります。

それでこの不倫問題が解決すれば
万々歳なのですが、
そんなに簡単に解決する話ではありません。

そのうち
良い妻を演じることに疲れたり

なにかこう
理不尽な気持ちになったり

違和感を感じたり
というようなことが起こってきます。

そして

「私が酷いことをされているのに、
なぜ不倫夫に世話を焼いたり
気を使ったりしているのだろう」

とようやく我に返るのです。

このようなタイミングで
不倫女や不倫夫に
慰謝料請求をしよう、
と決意する方も少なくありません。

「ひどいことをされたのだから、
あのバカ2人も酷い目に合ってもらわないと怒りがおさまらない」
「不倫女から出来る限りぶん取ってやりたい」
「あのバカ2人が不幸になればいい」

というような思考に陥るのは当たり前です。

それほどあなたは真剣に、
そして真面目に、

「妻」という役割に責任を持っていた

という証です。

しかしこれは、

「ひどいことをされたのだから、
あのバカ2人も酷い目に合ってもらわないと」

というような単純な話ではなく、
あなたの目的はそもそも何か、
ということを考えないといけないのです。

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あなたの最終目標は慰謝料請求ですか?

あなたの深い痛みを癒せるような金額でもない、
100歩譲って取れたとしても、

「払ったからいいよね」

というような
妻をバカにした態度を出してくる不倫女や夫、

そんなバカ2人から
慰謝料を取ること自体を
大きな目標にするのですか?


違いますよね。


あなたの目標はもっと
別のところにあるはずなのです。

例えば、

✔️夫婦をどうやってあなた主導でプロデュースしていくか、
✔️どうやって夫婦を運営していくか、

といったようなことが
最重要事項ではないですか?

つまり
慰謝料請求というのはあくまでも、

「あなたの人生の大きな目的の途中経過」

に過ぎないのです。

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「あなたたちはやってはいけないことをやっているんですよ」
とあのバカ2人にしっかり意思表示をすることができるのは
妻だけの権利であること、

そして

夫婦を運営していく中で、
あなたの毅然とした態度が必要なんだ

ということなのです。

これは、
私があのバカ2人を正さないと
子供たちに示しがつかない、

あるいは、
不倫女に子供が出来たならば、
それをどうやってあなたのバカ夫が責任を持つのか、
その場合、あなたの子供はどうなるのか、

社内不倫であれば、
社内の人達を不愉快な気持ちにしているかもしれない、
それをあなたはどう思うのか、

また、
不倫女にとって、
不倫をすることはチョロい
と思わせるような状態を作るならば、
夫以外の他の人とまた不倫をするかもしれない、
そうなれば、
あなたと同じようにまた
どこか他の妻が苦しむかもしれない。

そこまでの想像力を働かせて
物事を考えてみるのです。

ただただ
「目には目を、歯には歯を」
という思考だけでは

たとえ慰謝料が取れたとしても
またあなたは消化不良になってしまうのです。

ダメなものはダメと言いに行く、
悪いことをした人にはペナルティーを与える、

こういう思考で
あのバカ2人と戦う必要があるのですよ。

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