「他でもない夫だから怒らずに優しく接しよう」
「不倫しているからといって怒ってばかりは良くないよね」
「怒ったからといってあのバカ2人が別れるわけではないから、、、」
このように
夫が不倫しているけれど
怒ってばかりではいけない。
心の広い人間にならなくては。
このように考えている方も少なくありません。
もちろん
毎日毎日
リビングでムスッとしているだけでは
家の中が暗〜い雰囲気になってしまいますから
あなただって
気分よく生活できませんよね。
なので
少し考え方を変化させる。
たとえば
「アンガーマネジメント」
などを取り入れるという方法もあると思います。
もちろん
この方法で
あなたの怒りが少しでも収まれば万々歳ですし
平穏な日々がまた訪れる可能性も出てきます。
でも
これだけでは根本的な解決にならないことも多いのです。
それは私自身が経験したからなのですが、
いったいどうしてでしょう?
アンガーマネジメントや
それに類似するもの
「あなたの考え方を少し変えるだけで、悩みから解放されますよ」
このような内容の
トレーニングやセミナーなどが色々とあるのではと思います。
私自身も
自分の考え方をポジティブな方向に持っていくために
いろいろなトレーニングやセミナーを受けたことがあります。
昔の記憶を辿って現在の悩みの原因を探る、とか
そういうのも何度か経験しました。
でも
受けた直後は
ポジティブな気持ちになれたり
元気になれるのですが
しばらく経つと
また元に戻ってしまうのです
(^_^;)
「あなたの考え方を変えるだけ、」
というのは
「あなたの頭の中が変化するだけ」
ですから
あなたの周りの現実は何も変化していないのです。
これは
対症療法でしかありません。
例えば
アンガーマネジメントの場合は
「夫が不倫していることに対して、出来るだけ怒りを鎮める方法」
というような目的があったとしましょう。
しかし仮に
あなた一人が怒りを鎮めることが出来たとしても
当のバカ夫はどうでしょう?
何もわからず
何も知らず
平気で不倫を続けている
そして
あなたは
「ますます腹が立ってくる」
そんな構図になっていませんか?
バカ夫に
「私は怒りを鎮めてるのよ、わかってよ」
そんな風に訴えるくらいなら
ストレートに怒った方が
精神衛生上いいのです。
アンガーマネジメントを一つの例として取り上げましたが
夫が平気で不倫をしていて
理不尽な目にあっているのに
「怒るのを我慢する」
「怒ってはいけない」
というような
あなたの素直な感情を押し殺しても
不倫問題の解決にはつながりません。
むしろ
怒ってもいいし
怒らなければいけない内容です。
どちらかというと
あなたの素直な感情に蓋をせず どうやって夫に発信するのかを考える方が先なのです
もちろん
殴る蹴るなどの暴力はいけませんが
わざわざそんなことをしなくても
あなたは悪くないのですから
思うことをしっかり行動にするだけでいいのです。
その行動を具体的にどうするのか
カウンセリングで一緒に考えていきましょうね
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