具体例
「夫の不倫のことを忘れたいのに、どうしても忘れられないんです」
「二人が会ってた場所が通勤経路なんですけど、思い出して吐きそうになるんです」
「不倫女の会社の広告を見るだけで気持ち悪くなってしまうんです」
夫が不倫している事実だけでも
辛い出来事なのに
バカ二人に関連するモノを見たり
その場所を通るだけで
吐きそうになったり
気持ち悪くなったりするものです
この辛さは
不倫された人にしかわかりません
そして
不倫された妻、夫が
必ず通る道でもあります。
しかし
このフラッシュバックを
なんとか克服しないことには
日常生活に支障が出るばかりか
精神的にも参ってしまい
あなたの身体にも悪影響を与えます。
ですから
なんとか解決しなければいけません。
いったいどうすればいいのか
考えていきましょう。
この方法でフラッシュバックは消えるでしょうか?
フラッシュバック克服のために
不倫のことは許してあげて
出来るだけ早く忘れる努力をしましょう!
このような方法も
世の中にはたくさんあります。
要は
夫の不倫のことを
キレイさっぱり忘れることができれば
フラッシュバックもなくなるだろう
という理屈ですね。
たしかにそれも一理あるのですが、
私が違和感を持つのは
「本当に夫の不倫のことを忘れられるの?」
ということです。
パートナーの不倫や浮気というものは
想像よりも辛いことです。
「自分の親が亡くなった時より辛かった、、」
そんな方も少なくありませんし
私も同じ気持ちでした。
夫の不倫の発覚は
夫が死んでしまった時と同じぐらいのショックを受ける
と言っても過言ではありません。
夫の不倫というのは
配偶者への裏切り行為ですから
私たちからすれば
「夫がいなくなった」
ということと同じ感覚に陥ります。
それほどインパクトのある事件なのですから
「キレイさっぱり忘れる」
なんてできるわけないのです。
まずは私たちは
「夫の不倫を忘れることは出来ない」
という事実を受け入れましょう。
「忘れない」というのは人間の知恵と能力なのです
2024年の元旦、
北陸地方で大地震がありました。
お正月気分も吹っ飛ぶ中
各社テレビでは
アナウンサーはどのような言葉で
北陸地方の人たちを助けようとしていたでしょうか?
「東日本大震災を思い出してください。避難してください。」
テレビの向こうから
何度も何度も叫び声が聞こえてきましたね。
それで
助かった人もいるはずです。
東日本大震災についても
思い出すのも辛い、大きな天災ですから
フラッシュバックで苦しむ方も少なくないでしょう。
しかし
この北陸の地震の時には
「思い出してください」
とアナウンサーが叫んでいました。
平時なら
不安な目にあった
辛い目にあった
こんなこと
思い出したくもないでしょう。
しかし
必要な時には
思い出せるようにしておかなくてはいけないのです。
夫の不倫のことだって
必要な時に思い出せるようにしておくのです。
人間は
怖い目にあったらそれを忘れずに
次に起こった時の知恵にする
そういう能力があるのですから
必ずしも
夫の不倫のことを
キレイさっぱり忘れなくてもいいのですよ。
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