「夫が他の女性に気を取られたのは、夫のことを認めていないからよ」
「夫の承認欲求を満たせば戻ってくるわよ」
「夫を責めるんじゃなくて共感してあげればいいのよ」
このように
不倫している夫を振り向かせるための一つの方法として
「夫を認める、共感してあげる」
このような
テクニックとかメソッドが
ネット上にたくさん散見されます。
私自身
夫の不倫問題の渦中にいたころは
「夫が不倫をやめてくれるならやってみよう」
と考え
夫のやることなすこと
例えば
料理の腕や掃除の仕方
ちょっとしたことでも
「ほんとに料理上手だよね〜」
「綺麗に掃除してある、すごいね〜」
と
《本心とは少し違うかも?》
というような
違和感を持ちながら
ひたすら頑張っていたこともありました。
しかし
あくまで
「夫を取り戻すためのテクニック、メソッド」
に過ぎなかったためか
夫の態度はさらに悪化していきました。
このような
テクニック 方法 手法 技法 というもので 人の心を変化させることは出来ない
そういうことを知っていれば
こんな違和感のあることは
しなかったはずだ、と
今ではそう考えています。
しかしですよ、
「認めてほしい」
「共感してほしい」
このような欲求は
「男性は、」
というよりも
あなたも同じはずです。
たとえば
「髪切ったことに気づいてほしい」
「リビングの模様替えをしてよくなったと褒めてほしい」
こういうふうに
考えたことありませんか?
(^◇^;)
なので
「男は」
「女は」
というような
「区別」をすること自体
とても不思議なことです。
人間なら誰しも
このような欲求はあるはずです。
でなきゃこんなに
SNSが生活に浸透するわけないんですから
(^_^;)
逆に考えてみると
「自分のやることなすこと、人から批判されたら嫌になる」
これは
夫に限らず
もちろん男性に限らず
あなただってそうです。
人間誰しも感じることです。
“ 人に批判されてもへっちゃら ”
“ ノーダメージ ”
なかには
そんな人もいるかもしれませんが
そんな鉄の心臓を持っているなら
パートナーに不倫されても凹まないかもしれませんね
でも
私たち一般人は
たいてい
「人から批判されると嫌な気持ちになる」
「人が褒めてくれると嬉しくなる」
「人から認めてもらうと嬉しくなる」
そういうものですから
「相手が男性だからこうするとよい」
「不倫している夫を振り向かせるにはこうすればよい」
このような
こすいテクニックを使う、
というよりは
男女関係なく
相手を「自分」に置き換えて接するだけです。
何を言われたら嫌なのか 何を言われたら嬉しいのか 人としてどう思うのか
素直に考えて
それをそのまま言葉で表現するだけでいいのです。
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