夫の不倫が発覚して、
家族の一大事を
お子さんに話すかどうか、
悩む方は少なくありません。
黙っておけば、そのうち
不倫脳の夫も家庭に戻って来てくれるだろう、
と我慢していますが、
待っても待っても、
一向に状況は変化しません。
良くなるどころか
ますますエスカレートして
不倫女の言いなりになっていく
そんなバカ夫を見るにつけ
怒りがこみ上げてくるばかりです。
怒りが頂点に達し、
お子さんに話しをしよう、と
決意したとしても
ここで必ずブレーキがかかります。
そんなとき
妻として、
母として、
どのように考えるべきなのでしょう。
子供にバカ夫の悪事を話すのが
「良いのか悪いのか」
母として正解を求めてしまう気持ちはとても良くわかります。
お子さんの年齢にもよりますが、
ここで大事なことは
お子さんの立場に立って考えてみる思考を持ってみる、ということです。
’ 自分が子供として、この境遇に置かれていたらどう思うのか ’
いくら家庭内で
平静を装っていたとしても、
両親の様子がおかしいことに
あなたは気付かないでしょうか?
両親の言い争いが絶えない。
しかし、ただの夫婦喧嘩ではなさそうだ。
お父さんがお母さんに暴力を振るう。
お父さんが私たち兄弟姉妹を差別している。
お父さんが家に帰ってこない。
などなど、、、
はっきりした理由はわからずとも、
お子さんの目から見て
両親に異変が起こっている、
ということに気づかないはずありません。
うちの子供たちは絶対に気づいていないと
もしあなたが自信を持って言えるとしても、
一度視点を変えてみて欲しいのです。
「両親が言い争いをしているのは私が原因じゃないだろうか?」
「家族がおかしくなっているのに、
なぜ私には何も話してくれないのだろう」
「お父さん・お母さんは私に何かを隠している、
私は家族の一員じゃないの?」
などと
お子さんの想像力が
悪い方へ膨らんでしまうという
可能性もあるのだ
という想定をしなくてはならないのです。
話をした直後は
ショックを受けるお子さんもいるでしょう、
しかし、
「お父さんの悪事はお母さんがちゃんと正すからね」と
しっかりと
正義感倫理観を持って
お子さんに強い意思を見せることで、
「家庭内のおかしな様子の謎」が解けて
お子さんは安心し、
頑張るお母さんを応援しようと、
前向きになるお子さんもいるのです。
また、
様子のおかしな父親に、
甘い顔を見せる母親を見なくてはならない、
という苦痛から
お子さんが解放されるという考え方もあるのです。
バカ夫の悪事を
お子さんに「伝えるのか、伝えないのか」
というような
親の視点で正解・不正解を求めるというよりは
’’ あなたがお子さんの立場だったらどう思うのか ”
という視点に切り替えてみると、
おのずと答えは出るはずです。
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