夫の不倫で
「不倫をやめて」
「もうあの女とは会わないで」
と夫に懇願しても、
夫は不倫をやめません。
夫を詰めても何も変わりませんよね。
だったら不倫女に慰謝料請求したらどうだろうと考える。
弁護士に相談に行くと、
「じゃあ相手の女性に内容証明を送りましょうか」
と言われるままに送付する。
もちろんこういう方法もあります。
が、
この方法では、妻と不倫女が直接話をすることがないまま
弁護士VS弁護士の話し合いになってしまいます。
重要なのは
「妻と不倫女が直接話をすること」です。
なぜでしょう?
不倫女の気持ちになって考えてみます。
不倫女は夫を隠れ蓑にして、
妻からの攻撃を防御しています。
不倫女は、
妻から直接攻撃される事を嫌がるのが常です。
弁護士からの内容証明という方法だと
妻からの直接のプレッシャーではなく、
間に代理人が入っているので、
不倫女にとって対応が楽なのです。
本来は、
妻自らが、
不倫女に対して
しっかりとプレッシャーを掛けなくてはいけないはずなのです。
不倫女に楽をさせてはいけないんです。
それからもう一つ重要な事は
「不倫女を直接あなたの目で見ること」
です。
妻は、不倫女がどういう人間か全くわからないまま、
勝手に不倫女に対して劣等感を持っていたり、
あろうことか、
夫に遊ばれて気の毒、と感じていたりします。
そういう妄想を取り払うことがとても大切ですし、
「事実確認」
を必ずしてほしいのです。
殆どの場合、
妻が思い描いていた不倫女像とはかけ離れています。
不倫が出来るような人間ですから
まともなはずはないと、
ある程度想定していたとしても、
実際に会って話をしてみないと、
わかるものもわかりません。
不倫女と話をするのは嫌だという方もいるかもしれませんが、
最初から弁護士任せというのは、
あなたがこの問題から逃げていることになるのだと自覚すべきですし、
不倫女からも舐められる原因となるのです。
不倫女を見るのも
不倫女の声を聞くのも
不倫女と話をするのも嫌だというのは、
自分やお子さんという大切な家族を守らず、
逃げていることになると思いませんか?
内容証明を送るだけでは
なにも解決しないという事を
妻が知っておく必要があるのです。
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