夫の不倫が発覚した。
辛い気持ちを奮い立たせて、
妻としてやれるだけの事はやりつくした。
不倫女を排除し、
やっとのことで
このバカ夫とどうやって夫婦を続けていくのか、やめるのか、
という話が出来るような状態になった、とします。
そんな時、
あなたと夫との関係が
「良いのか悪いのか」
どちらなのかと、
答えを探すことになってしまいがちです。
が、しかし、
あなたの本音はと言うと、
まだまだ夫への信用はゼロ、どころかマイナスもいいところ。
不倫女とケジメはつけたものの、
いつになったら
このバカ夫のことを信じられるのか。
まだまだ先の不安が
あなたの頭を悩ませることになります。
例えば友人から、
「夫との関係はどうなったの?少しは良くなった?」
と聞かれたとしましょう。
そんな時あなたはどう答えるでしょうか?
「前よりは少しマシになったよ?」とか、
「以前とあまり変化はないわ?」とか、
そんな返事をするかもしれませんが、
イマイチしっくりこないはずです。
なぜかと言うと、
夫婦間の感情がどうなんだ、という考えは、
「夫の感情を含めて」
答えを出そうとしているから。
夫のことはなんでもわかるのよ、
と自信を持って言える妻もいるかもしれませんが、
不倫という人生最大級の裏切りをされた妻は、
夫がまるで宇宙人か、近所のオッサンか何かのような感覚に陥っています。
そんな状態で
夫婦間の感情がどうなんだという答えなんて
出るはずがありません。
ここで考えるべきことは、
「夫婦とは、夫と2人の関係だと考えすぎないこと」です。
夫婦2人の関係、とは言っても、
あなた自身が「まだまだ修復には程遠い」と感じれば、
夫の態度がどうであれ不満を持ち続けますし、
逆にあなた自身が「良くなった」と感じられれば、
不満はなくなるわけです。
夫婦2人の間の感情がどうだ、
と考えるというよりも、
妻であるあなたが、
夫婦の主導権を握るというスタンスに頭を切り替える必要があるのです。
「不倫脳の夫」
を目の当たりにしてしまったあなたに必要なものは
お互いの愛とか夫婦間の気持ちとか
そんな甘っちょろいものではなく、
あなたが夫をどう考えていくのか、
ということが大事です。
例えば、
「夫のことはATMでいいのよ」
「このバカ夫の行動を見る限り、少しは反省してるようだから今は離婚しない」
「私から見ればまったく誠意が見られない、こんな夫はもう見限ることにする」
このような様々な考え方が出てくるはずです。
このように
あくまでも、
「妻から見た夫の評価」
でいいのです。
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