今日は
弁護士ドットコムの
【問題がある裁判官たち】
という昨日の記事をクローズアップします。
「法的根拠、、」等々の
難しい言葉はすっ飛ばして読んでもらっても大丈夫です。
〜中略〜
https://www.bengo4.com/times/articles/379/?fbclid=IwAR0TD9tyGPLqy1OddUgFMXLK1omJI8YnoyKRTwKiPBZ-kWW4VwpxiXtH2rQ
特に目立ったのは「和解を強制する」、、、〜との意見。
〜中略〜
「和解ありきで法的観点抜きに話を進め、法的根拠を示さず和解案を出した。」「法律の根拠のないことがらについて、『だいたいこんなもの』と独自の見解を述べる」
(弁護士ドットコム)
「え?裁判官に何か問題があるの??」
と驚いた方もいるかもしれません。
たしかに
裁判官というのは
「正義の味方」
「倫理観しっかり」
「権力に屈しない」
じゃないと
被害者であるところの私たちは救われないですし、
絶望してしまうくらいショックなことですよね
(^_^;)
裁判官は基本的に
「どのような判決を出しても文句を言われない」
また、
「上層部に忖度するような判決を出さない」
というようなことが可能になるように
立場がちゃんと保障されています。
例えば、
住民VS国、
の争い事があったとして、
裁判官が「国に雇われている」ということを考えすぎたために、
住民側が敗訴するなんてことがあってはいけませんよね
(^_^;)
本来はそういうもののはずなのですが、
身分保証をされている裁判官だって
ある意味
“サラリーマン”
という側面を
少しは持っています。
さて
「和解を強制する」ということについて
今日はちょっと考えてみたいと思います。
なぜ「和解を強制する」のか
という理由は
「審理を早く処理すると良い評価につながる」
という気持ちからだとよく言われています。
裁判官は膨大な件数の裁判を常々抱えています。
そして、判決文を書くのは大変な作業です。
判決文を書くのが嫌、
という裁判官はいないと
信じていますが(笑)
和解にするメリットの一つに
「判決文を書かなくていいこと」
があげられます。
もう一つのメリットは
「お互いが納得して示談しているのだから、
判決のように、出た結果に対して裁判官に文句が出にくい」
というような側面もあったりします。
なので
強制、、とまではいかなくても
裁判官が和解を勧めてくる
↓
弁護士がその和解案をあなたに勧めてくる
こういう構図になってしまうことも
少なくないのです。
こういう局面で
多少なりとも
裁判官と弁護士の間の力関係が
働いてしまうってこともあります。
![](https://my-style.website/wp-content/uploads/2021/10/bookcase-335849_640.jpg)
さて
こういう図式になっている現実を考えたとき、
一番大事なことは
「あなたがどうするか、」
ということです。
あなたは調停や裁判の
「当事者」であり「主役」なのです。
これを忘れると
出た結果に
のちのち後悔してしまいます。
和解案の内容というのは
個々の案件によって全く違いますから
どういう内容だったらいいとか悪いとか
そういうことは言えませんが、
大事なのは
その内容に対して
「あなたが納得しているのかどうなのか」
ということなのです。
「この内容では納得できない」
「この内容はなにかおかしいのではないだろうか」
とあなたのカンが働けば
必ずしも
裁判官や弁護士の言う通りにする必要はないのです。
「どういう根拠があって、このような内容になるのか」
ということをしっかり聞いて考えて、
それから答えを出してください。
あなた自身の
倫理観や正義感を信じて
納得を作ってくださいね😊
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